フィットネスコンサルタントの佐伯とも恵です。4つの反射区のお話①です。脳とカラダの仕組みをわかりやすくしてみました。


全身のホルモン分泌に係る4つの反射区。

①脳下垂体 ②甲状腺  ③副腎  ④生殖器

からなります。

 女性のカラダは、女性ホルモンが円滑に働いてこそ健やかに過ごすことができます。

通常、女性ホルモンは、脳の視床下部にある「脳下垂体」が「卵巣」に「女性ホルモン作って!」と指令します。そして、初めて、分泌されます。

会話にするとこんな感じです。

脳 : 「卵巣さん! 女性ホルモン(エストロゲン)作ってね~」

卵巣 : 「はい!了解です!」

脳 :  「よしよし!お願いしますよ~~~」

 

しかし、

更年期障害は脳から指令をだしても卵巣が反応せず、女性ホルモン(エストロゲン)を作れない状況になります。

脳 : 「卵巣さん!女性ホルモン(エストロゲン)作ってね~」

卵巣 :「………最近、疲れてホルモン作れないよ……」

(脳には卵巣の声が聞こえません)

脳 : 「……。あれ?卵巣さん…。最近女性ホルモン出てないみたいだよ。ちょっとぉ~ちゃん

         と作ってよ!」

卵巣 : 「………す、すみません。もうこれ以上、つ、作れません」

(脳には卵巣の声が聞こえません)

脳 : 「あれあれ~~~? 返事がないなぁ。おかしーなぁ。でも、もっと作ってくれないと

          困るんだけどなぁ~~~」「おーーーーーい!卵巣さ~~~~ん!」

脳 : 「あっ!自律神経さん!に聞いてみよう!ちゃんと卵巣さんに伝えてくれてる?自律神経

         さんも働いてよね~」

自律神経 : 「はいはい。卵巣さんには伝えますよ。でも、うまく伝わらないんですよ。何度も

                    試してるんですけどね…。なんだかこっちまで不具合が起きてきましたよ…」

(自律神経失調症の状況になってきます)

他の器官 : 「自律神経さ~~~ん!おかしな指令がいっぱい届いてますよ。体調悪いです     

                   か?」

更年期障害が起こると体内ではこんな状況になっています。

他の器官は、甲状腺や副腎に当たります。

このように、脳からの指令と卵巣の応答のバランスが悪くなります。

さらに、仲介役の自律神経も疲弊します。


①脳下垂体 ②甲状腺 ③副腎 ④生殖器

の反射区を自分で刺激するセルフマッサージを行いホルモン分泌を促し、自律神経失調症の改善を目指していきましょう。

次回は

①脳下垂体 の反射区のお話です。



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